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聖戦美談 興亜乃光絵晝集60話昭和15年(1940年)6月2日58版 省文社発行

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聖戦美談 興亜乃光絵晝集60話昭和15年(1940年)6月2日58版 省文社発行

昭和12年(1937年)7月7日夜に北支盧溝橋畔に勃発した日中両軍の武力衝突を当時の日本は支那事変と称したが、それは実質的には最終的に全面戦争である日中戦争となった。 その当時、日本は「東亜新秩序建設の戦」と銘打ち日本民族永遠の発展の礎石を子々孫々に残すべき聖業に他ならぬとの思いで、英霊を慰むると共に戦争の寛況をその当時の国民に知らせるために、皇軍将士の奮闘美談をまとめ、絵晝集としたと本書の初めに記されている。 60の美談に基づく絵とその背景を詳細に文章で説明している。ご参考までに、現代では多くの日本人が観光で訪問している北京郊外の八達嶺(万里の長城がある所)、上海の外灘(ワイタン)での軍艦出雲、そして壮絶な南京総攻撃の3枚の絵をアップしておきます。 歴史に興味のある方は是非その当時の日本政府の考え方や日本人の姿を垣間見て戴ければと思います。 本品を戦地(正しく北支)で負傷した私の父が大切にしていたものです。本商品は80年前に発行されておりますので一部破れているページも御座いますが、それなりに大切に保管しておりましたので絵も綺麗なままです。虫等の食い荒らした形跡も御座いません。 将来にわたり、この様な書画を大切な保管下さる方に購入戴ければ誠に幸甚です。

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